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弊社プライバシーマーク更新のお知らせ／桜の開花の話
弊社プライバシーマーク更新のお知らせ／桜の開花の話
2025/05/02
- 弊社プライバシーマーク更新のお知らせ
- 昨年秋頃、「更新準備中」ということで
このコラムでも記事にしましたプライバシーマーク。
あれから更新申請や現地審査を経て
先日、無事に更新がされました！
更新済みの弊社最新登録番号は下記となります。
【10191082（04）】
（枝番が03から04になりました）
まだ手続きがすべて完了したわけではないのですが、
とりあえずは一段落ついた…かな、というところです。
個人情報の保護や管理に関して、
これからもきちんと気を配っていきたいと思います。
- 桜の開花の話
- 長い冬が終わり、今年も春の訪れとともに桜が咲きましたね。
弊社営業所のある東京の桜は既にもう散って今は青々とした葉がついていますが、
日本を北上すればまだその花が見られるところもある…（このコラム記事の更新時現在）
ということで、今回は少し桜の話をしたいと思います。
ニュースで見かけましたが、
日本に残る桜の開花記録はなんと1200年以上も前のものからあるそうですね。
「日本後紀（にほんこうき）」という昔の歴史書の中で、
平安時代にあたる西暦812年に嵯峨天皇がお花見（「花宴の節」という）を催したことが
“桜が開花したという一番最初の記録”として残っています。
1200年以上前という気の遠くなるような昔の書物が残っているという時点で既に驚きですが、
さらには、そんな昔から花を愛でる慣習があったんですね。
なんでも花を見る慣習は当時の中国大陸の影響で始まったそうです。
同じく大陸の影響で奈良時代では“花”といえば“梅の花”を指していましたが、
だんだんと平安時代の頃には日本独自の文化発展の下で“桜の花”を指すように変わっていったんだとか。
ところで、その1200年以上のデータがあるという桜の開花記録についてですが、
近代に入りだんだんと開花時期が早まってきているとの調査結果があります。
原因は温暖化とのこと。
各年、気候の違いにより多少日にちの前後はありますが、温暖化の程度を測る一つの物差しとして興味深いなと思います。
そんな、日本人と長い時を歩んできた桜ですが、
いま現在日本で見られる桜の7～8割がソメイヨシノという品種であるのはご存じでしょうか？
日本国内に3億本以上が生息すると言われるソメイヨシノは、
オオシマザクラとエドヒガンという品種の雑種で、江戸時代後期に人工的に開発された品種です。
人の手が加わった品種ということもあり、交配しても遺伝子の問題で種子ができることはありません。
接ぎ木や挿し木などで同じ遺伝子を持つ分身（クローン）を手早く増やすことができます。
（なので、存在するソメイヨシノは全部クローンということになります）
病害虫に弱く、寿命は60～80年くらい。
そして、その多くが戦後などに戦争によって荒れた土地に一斉に植えられたので、戦後70年を超えたいま、一斉に寿命を迎えようとしています。
日本の桜の7～8割を占めるソメイヨシノが一斉になくなってしまうかもしれない…これは危機ですね。
手入れをすることによって寿命を延ばすこともできるようなのですが
（現に、青森県弘前では樹齢100年以上のソメイヨシノが何本も元気な花を咲かせ続けている）、
日本にあるすべての桜を手入れするのは難しいでしょう。
となると、見て楽しむだけじゃなく積極的に守ろうとしていく姿勢も同じくらい大切だなと思います。
桜を傷つけないようにすることはもちろん、
桜の植樹をしたり整備をするなど桜の木や並木を大切にし未来に残すことによって、
（弊社コラムでお馴染みのSDGsなら、17の目標のうち「11：住み続けられるまちづくりを」や「15：陸の豊かさも守ろう」にも該当してきますが、）
来年も10年後も、そして1000年後も、変わらず桜を見られるようバトンをつないでいく第一歩となるのかなと思います。
1000年後も変わらず、日本人が桜を愛でている未来がくればいいですね。
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